2008年3月5日水曜日

イタリア語に慣れよう。導入編6.刻苦?してます!

お喋り好きなイタリア人、
ちょっとでもイタリア語が出来ると分かればいろいろと質問されることでしょう。

そんな時、「何してるの?」と良く聞かれます。
お喋りしていて、何してるの?は無いだろうと思わないで下さい。

「学生なの?働いてるの?」
そういう意味です。

(Io)Faccio il cuoco/la cuoca コックをしてます。

慣れない異国の土地で
「こちとらいろいろ大変なんだよ、刻苦してるんだよ!」
と言いたい所ですが、なかなか語学力がおっつかないのが現状ですよね。

とくにイタリア人はなかなか自分の否を認めず、
ああだこうだと言い逃れするので、自己主張が出来ないといろいろ悔しい思いをすると思います。

たとえ喋られなくても体当たりでコミュニケーションをする。
これが語学習得の近道です。


職業などを言う場合、動詞Fare+職業名 で表現します。

動詞Fareの活用は以下の通り

                  (Io) Faccio
                  (Tu) Fai
                  (Lui/Lei) Fa
                  (Noi) Faciamo
                  (Voi) Fate
                  (Loro) Fanno

女性の場合はCuocoではなくてCuocaになりますね。

勿論、Essere動詞をつかって

(Io)Sono cuoco. 私はコックです。

としてもいいです。
しかし、この場合冠詞Il、Laは付きません。
何故でしょうか?

厳密な話は少し難しくなるのでここでは避けますが、それぞれの動詞が

Fare 他動詞
Essere 自動詞

と種類が違うのが原因です。
いったい何処が違うのかというと、

自動詞 目的語が必要ない
他動詞 目的語が必要


目的語というのは「~が」「~を」という部分で
日本語にした時にこれらの言葉がないと変な時、その動詞は他動詞となります。
上の文章では

「私は」(主語) 「コックを」(目的語) 「する」(動詞)。

この場合「コックを」が抜けてしまうと何を「する」のか分からず意味が通りません。
逆に

「私は」(主語) 「コック」(補語) 「です」(動詞)。

この文章で「コックを」としてしまうと、変ですよね?

この二つの種類、自動詞、他動詞はイタリア語を習得する上で非常に大切なので覚えておいてください。

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